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アパレル販売員は服が好きな人からしたら、華やかでかっこよくて憧れの職業と思われがち。
しかし実際に働いてみると、金銭的余裕や週末の時間が無いなど、数多くのデメリットが存在します。
接客力以外に身に着くスキルがなく、このまま働き続けても昇給・昇格が望めず。
いざ異業種に転職しようと思っても転職成功できるか不安・・・。
そんな苦しいアパレル業界に身を置いていた私。
アパレル販売員からIT営業マンに、思いきってジョブチェンジした経験があります。
結果、いいことばかりで明るい未来を切り開き、理想の生活をなんとか手に入れることができました!
給料アップ、役職、専門スキル、実績などなど。
結果だけ話すと簡単なように聞こえるかもしれませんが、実際は紆余曲折というか必要以上の努力を重ねられたからだと思っています。
そこで今回は、アパレル販売員から営業職に転職してみて感じたメリット・デメリットをまとめした。
現在、アパレル販売員で転職すべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
また、なぜ未経験にも関わらず営業職に飛び込んだのか、裏話も全て公開します。
リアルな話なので、共感してくれる人が多数だと思います!
しかし転職で悩んだときはどんな気持ちで、どう行動すればいいかも紹介しますが、全員が明るい未来になるとは限りません。
とはいえ、ひとつの事例として転職したらどうなるかイメージできると思います。
選択肢はたくさんあるので、私の転職体験を知ることで前向きな未来への一歩になれれば幸いです!
転職のきっかけは将来性の無さ
20歳の時に「かっこよさ」だけに憧れ、アパレル販売員になりました。
ですが、約5年間で手にした能力は社会的に評価されにくく、より高い報酬を得れないことに気付いたてしまったのです。
正直、入社当時は将来のことは全く意識していませんでした。
給料が多い少ないにも興味がなかったのを記憶しています。
ちなみにそのときの給料スペックはこちら。
今なら間違いなくこんな仕事しません。
ただ自慢ではないですが、他の人よりもモテました。
お客さんや取引先からもチヤホヤされていた方だと思います。
なのでアパレル販売員、いわゆるショップ店員成り立ての頃は、今まで経験したことがない日常ばかりで楽しかったです。
しかし23~25歳にぐらいになると、同年代が大学を卒業し、就職した会社で少しずつ結果を出し評価される人がちらほら。
同窓会や飲み会で再会することがあると思いますが、回を増すごとに劣等感を感じるように・・・。
そして、そこで初めて気づきました。
「オレって給料低くないか?」
「社会的地位も低くないか?」
もちろんアパレル販売員として身に付いた能力はたくさんあります。
しかし今まで以上の年収アップは期待できず、40歳~50歳になっても稼げるイメージが持てませんでした。
人によってはやりがいを感じていたり、高い報酬を貰い続けられる人もいるでしょう。
そのため、一概に将来性が無いとは言い切れないです。
あくまでも私の場合は、自分の将来が全く見えませんでした。
あらためて、そのとき置かれていた状況を説明すると、
- 20~30代向けの洋服を販売していた
- 給料は同年代より2割以上少ない
- ボーナスはスズメの涙ほど
- 社内で販売員以外のキャリアアップが非常に少ない
- 管理や企画、バイヤーのポジションは先輩社員で埋まっている
という現状だったので、異業種へ転職するか独立するしか解決策を考えられませんでした。
※独立も無謀すぎると今では思ってます・・。
ボーナスはありますが、5年以上も東京で働いて3万円しかアップしませんでした。
東京で週6で働いて、26歳で年収300万円以下は、はっきり言って底辺。
結果、独立して自分のお店を持つことも検討しましたが、失敗するのが怖くて転職することを選択したのです。
あらためて転職理由をまとめると、
- 同年代と同等、またはそれ以上の年収がほしい
- 30才~40才でも使える能力を身に着けたい
- 定年退職を見据えてキャリアアップできる環境に身をおきたい
そして悩みに悩み、自分ができそうなことを考えながら模索しまっくたのち、営業マンになることを決意しました。
この状況下で、なぜ未経験にも関わらず営業に転職することを決意したのか、その理由を解説していきます。
アパレル販売員から営業職に転職を決意した理由
数多くある職種の中から営業を選んだ理由は、
- 接客で得たコミュニケーション力が活かせる
- 未経験者歓迎の求人が多かった
- 年収を上げやすいと思った
- どこの会社でも通用する能力を身に付けたかった
アパレル販売員は接客をしていく中で、自然と対人関係の築き方が上手になります。
相手が何を求めていて、何が嫌なのかを予測してコミュニケーションをとるので、絶対に営業で成功できると思いました。
あとは当時は「営業=稼げる」というイメージを漠然と持っていのも理由のひとつ。
さらにうれしいことに、求人検索すると『未経験可』がたくさんあったのも営業を選んだ理由です。
そして、転職需要と今ある能力を掛け合わせたときに営業職しかないと確信しました。
ただしアパレル経験者だからといって、誰もが向いているわけではありません。
一般消費者と流ちょうに話せても、営業の商談では話せなくなる元アパレル販売員もたくさんいました。
これはアパレル以外でもよくあり、『B to B』と『B to C』でどちらのジャンルで仕事してきたかが大きく左右されます。
そして性格によって向き不向きがあるので、自分に営業が向いているか知りたい人は診断してみるのもいいでしょう。
営業になるか葛藤したときに考えたこと
ここまでの話を読んで営業の仕事探しを始められれば行動力があり、素晴らしいことです。
しかし私は、
「本当に営業ができるだろうか・・・」
と決意したにも関わらず、二の足を踏んでしまったのです。
ですがあらためて考えた結果、以下の理由から営業に挑戦することに踏ん切りがつきました。
- ビジネスマンとして活かせるスキルを持っていない
- 好きなことでお金を稼ぐことができない
- このまま続けても社会的弱者状態は続く
普通に考えて未経験で採用してくれる企業がたくさんあるんですから、やらない理由を考えても仕方ありません。
営業未経験者でも、どうやっていい会社に就職するかを考えたほうが前向きな気分になれますよ?
とういことで、早速転職エージェントに登録し、アドバイザーに相談しながら企業探しをはじめました。
もし自分と同じ境遇の転職実績を知りたい人は『ミイダス』を活用してくだい。
東証一部上場のパーソルキャリアと同じグループ会社が運営しています。
私が営業にジョブチェンジした時はありませんでしたが、今は簡単に未経験でも該当する求人があるか知ることができる時代です。
応募も簡単にできるので、手っ取り早く転職活動をしてみたい人にはおすすめの転職支援ツールです。
営業に転職して感じたメリット
思いきって転職した結果、デメリットもありましたがメリットばかりで転職して正解だったと今でも思っています。
続いては、振り返ってみて良かったことを紹介していきましょう。
土日祝日が休める
まず、仕事だけでなくプライベートとの両立ができました。
仕事の成果を上げるために勉強会やセミナーに参加するなど、自分磨きのために充実した週末も手に入ったのです。
アパレルは土日祝が売上を稼げるコアタイムなので、なかなか休むわけにはいきません。
ましてや店長となると、なおさら休むことはできないでしょう。
そして世の中的には週末休みの人が基本的に多いので、みんなでレジャーを楽しんだり、花金に合コンすることも営業になって経験できました。
もはや連続の週休2日間は無くてはならない存在で、今となっては土日に働く仕事は絶対に選びません。
毎週末が連休で好きに過ごせるというのは格別な休息です。
ぜひ、体験してほしいです。
ただし、会社や成績によっては土日も働くことも稀にあるので要注意!
給料アップが狙いやすい
アパレル販売員って、お店の売上は達成して当たり前の雰囲気ってありませんか?
そのためか給料アップやボーナス獲得が狙いにくいと思います。
営業の場合は歩合で固定給の倍以上の給与が狙えますし、ボーナス有りの会社に入れれば更に短期間で年収アップは狙えます。
給料例を公開すると、
あなたならどちらの給料がいいですか?
営業のほうがプレッシャーは多いですが、やりがいや報酬、将来性を考えると断トツで営業職を選択すると思います。
洋服の出費が減った
普段はスーツなので、衣類に掛けるお金は極端に減りました。
スーツも凝りだすとお金がいくらあっても足りないですが、「洋服の青山」や「スーツの青木」「ユニクロ」でも普通のスーツは手に入ります。
大衆向けのスーツでも全く違和感ないですし、私服は週末に着る分があれば困りません。
キャリアアップが描きやすい
一度営業を経験し、ある程度の能力が付けば、将来の選択肢は広がります。
アパレル販売員だったときは、店長を目指した後に何になればいいか全くイメージがつきませんでした。
店長になったからといって、大して給料が増えないショップも多いのではないでしょうか。
その点、営業は成果主義が強いので、若くして役職者を経験できたり、高い報酬を受け取っている人も少なくありません。
また営業を経験しておくと、ネクストキャリアを考えた際にいろんな仕事や職種に活かせることが多いです。
私のように営業を経てコンサルタント業に再転職するのもありですし、営業サポート業や人事部など目指すのもいいと思います。
営業は経営目線と顧客目線で物事を考えることが多いので、広い視野で物事を考える習慣が身に付きました。
昔、先輩に営業を10年続けられたら、どこの会社に行っても通用すると言われたことがあります。
当時は「そんなことあるか!」と思っていました。
しかし今となっては納得の格言です。
将来も見据えたい人にも、営業はおすすめです。
知り合いが増える
社内・社外問わず、付き合う人の数は圧倒的に増えました。
取引先との週末ゴルフはもちろんですが、営業チームみんなで海水浴・釣り・スノーボードなどなど。
その他には部署をまたいで、いろんな人と関わるようになりました。
退職しても付き合いが続く人もいたり、そこの紹介で仕事に繋がるということもしばしばあります。
【効率よく目的の会社に転職する方法】
仕事をしながら一人で転職活動するのって意外に忙しく大変ですよね?
入社してから「転職失敗したかも・・・」となっては意味がありません。そうならないようにプロの転職アドバイザーに無料相談しておきましょう。
仕事探しから履歴書の書き方サポートまで、転職支援をしてくれる転職エージェントを利用するのが賢い転職方法です。
とくに初めて転職活動する人、自分のアピールポイントは何か悩んでいる人は率先して利用してみてください。
そこでおすすめするのは業界最大手のdodaとパソナキャリアもおすすめです。
会社によって取扱い求人が異なったり、担当者によっておすすめする求人は違ってきます!
転職して感じた営業職のデメリット
メリットの方が圧倒的に多いですが、少なからずデメリットもありました。
とは言え、私にとって大きなデメリットではないので全く問題ありません。
好きな服が社割(安く)で買えない
アパレル業をやっていて一番お得なことは、ほしい服が定価より安く購入できることだと思います。
未だに上代で購入するのがバカらしいです。
アパレル販売員を辞めてからは、定価で買いたくないので基本はセールを狙って安く購入しています。
ただ、アパレル販売員って欲しくもない服を無理やり社割で購入させられる会社もあるので、逆にお金の使い道は広がるのではないでしょうか。
余談ですが、私の周りではショップの販売員でクレジットカードでお店の服を買わされ過ぎて、借金だらけという人もいました。
そこから解放されるだけでも、手持ちのお金は増えるかもしれませんね。
平日休みが無くなった
アパレルは週末が忙しいので平日休みが多かったのですが、サラリーマンになってから平日休みがとれなくなりました。
BtoCのカーディーラーの営業マンは週末仕事だったりと営業職によっても異なりますが、私が勤めていた会社の営業は週末休みです。
週末混雑している所に行っても平日だと空いているという特権は、意外に好きでしたので残念です。
とは言え、有給を使ったりと平日も仕事状況によって気にせず取得できるので、特別問題視する必要もないと思います。
ただし会社によっては、営業職が有給をとっていい文化がない会社もあるでしょう。
いわゆるブラック企業もあるので、会社選びは口コミをチェックしたり転職エージェントに相談したりするなど、慎重に選んでください。
もちろん営業も辛いことはたくさんあった
デメリットだけでは営業職の辛さはわかりずらいと思います。
次に営業職を通じて辛かった経験も紹介していきましょう。
あらためて考えると、アパレル販売員時代には想像したこともない苦しいことばかりでした。
例えば、
- 人間否定され続けるテレアポ・飛び込み
- 達成するまで休めない
- 地方出張による移動疲れ
- 資料作成に伴う深夜残業 or 泊まりこみ
最初は働き過ぎじゃないと思ったり、精神的にグラッときたりすることももちろんありました。
とくに数字(売上)を作れないときは・・。
しかし少しずつ成果がだせるようになって、慣れてくると変わってきます。
なぜか慣れるとゲーム感覚のようになるので、数字を作れてお金も入り『営業楽しい!』と感じることができました。
これも会社によりますが、営業仲間と競い合うのも楽しく、同僚とは戦友のような感情も芽生えてきます。
営業マン同士の団結力やワイワイ楽しくやる体育会系的なノリは、自分に合っていたんだなぁと思いました。
営業職になって知れてよかったこと
アパレル販売員時代は本当に無知でした。
そのため、営業になって知ったことがたくさんあります。
逆に社会を知らなさ過ぎてショックというか、「俺バカ過ぎ」と自分に呆れたこともありました。
経験者の意見としては、今のうちに本の1冊でも買って勉強しておくだけ違うと思います。
ロジカルシンキング
ロジカルシンキングは一言でいうと「論理的思考力」のことです。
結論を出す際、とある事象を取り巻く環境情報を網羅し、そこから順序立てて結論を導きだすことができます。
言葉で言うのは簡単ですが、いざ実践になると容易にできるものでありません。
もちろん営業を長く続けてもできない人もいます。
よく上司に「この資料はロジカルじゃない!」「論理構造が破綻してる!」なんてツッコミを受けたのも、今ではいい思い出です。
今でもロジカル思考を理解していただけで、洋服の売上が伸びたんじゃないかと思うほど。
ロジカルシンキングは義務教育で習うべきものだと断言できるほど、社会で生きるためには重要なスキルです。
フレームワーク
一般的に有名なフレームワークだと『4P』『3C』『SWAT分析』でしょうか。
フレームワークは問題に対して、決められて枠を使用して体系立て考えることができる考え方です。
どんなメリットがあるかというと、結論を導くまでのスピードが圧倒的に早いこと。
さらにロジカルに整理もできているので、状況理解もしやすく仕事効率にも影響します。
ビジネス用語
これはたくさんあり、未だに知らない言葉はたくさんあります。
「タスク」「ペンディング」「アップセル」などなど。
最初は先輩社員が何を言っているのかわからず、知っているふりをしてググってました。
それほど一般的に使われる用語です。
目標設定
現在、洋服の販売員をしている人たちは、1年後や3年後の自分を考えていますか?
「どんなビジネスパーソンになっていたいか」
「ビジネスにおいて何を手に入れたいか」
私の場合は、「給料上がったらうれしいなぁ」しか考えたことがありませんでした。
しかし営業・コンサルタント・マーケッターを経験した中で、1年後10年後の自分はどうなるかは常に考えさせられました。
上司から常に質問されることもあれば、会社の業務の一環として個人目標設定することもあります。
目標が定まっていれば、辛いときや上手くいかないときにひとつの指針になるのです。
個人的には、個人目標設定を会社ぐるみで取り組んでいない企業には絶対に就職しません。
それだけ「どうなりたいか(will)」は働くうえで重要であるということです。
自分に合う営業職の選び方
営業職は意外に幅が広いので迷ってしまいがちです。
ですが、自分が興味を持てる業界/会社を選ぶのがポイントです。
自分が選んだ営業ジャンル
私はビジネスマンとしての価値が上がり、週末休みを経験したかったので法人営業を選択しました。
そしてたくさんある法人営業のジャンルの中で、ホームページ制作いわゆるIT企業に絞って転職活動をしました。
この業界を選んだ理由は、未経験OKだったことと若い同世代がたくさん働いていたからです。
勝手なイメージですが、大企業は年配の人が上司で幅を効かせているイメージがあり、働きたいと思いませんでした。
あとは大学卒ではなかったので、高卒・専門卒でもOKのベンチャー企業であれば、価値観が近い人と働けると思ったのも理由です。
ちなみにこの頃の私は、ITスキルは楽天市場で購入経験があるぐらいで、パソコンすら持っていません。
そもそも何からどのように仕事を探していったらいいかわからない人は、「転職の始め方」のまとめ記事を参考にしてください。
その他、異業種への転職のポイントもまとめているので、こちらも参考にしてみてください。
B to Cの特徴
「ビジネス トゥ カスタマー」の略で、主に一般消費者を対象に商品を提案・販売します。
・カーディーラー
・保険
歩合制が一般的で、週末営業のアポ(商談)が多く平日休みが基本です。
B to Bの特徴
「ビジネス トゥ ビジネス」の略で、企業または事業者向けに自社サービスを提案します。
いわゆる「法人営業」というやつです。
企画書を自ら作り顧客に提案することもあり、企画営業やソリューション営業とも呼ばれることもあります。
会社によっては歩合が無いケースもあります。
「営業=歩合あり」ではないので、たくさん稼ぎたい場合は求人を見るとき、歩合制であるか注意して見るようにしましょう。
続いて、販売系の人たちが履歴書で失敗するであろうポイントについても紹介します。
営業未経験は「挑戦」することが成功の秘訣です!
そんな営業に未経験でも飛び込むべきか迷っていませんか?
華やかに見える仕事こそ、過酷で泥臭い仕事と思ってください。それが嫌なら、もっと自分のキャリアを活かし、好きなことができる仕事を選ぶべきです。
少なからず明るい未来を切り開くためには、多少の痛みは絶対伴います。
後先のことを考えても仕方ないので、どうやって営業のプロになるか考えるようにしましょう。
その第一歩は、どこに就職するとベストか一緒に考えてくれる専門家に無料カウンセリングしてもらうことです。
『パソナキャリア』公式サイト⇒
販売員から営業になる際の履歴書ノウハウ
販売員時代には普通だと思っていたり、考えてもいなかったことが起こるのが異業種転職。
洋服の販売員から営業職の転職は異業種への転職なので、面接官は「なぜジョブチェンジしたいのか?」という疑問を持つ人が大半です。
「なるほど!確かに!」と、どれだけ唸らせる履歴書を書けるかが重要になってきます。
未経験だからこそ志望動機に大儀名分を
販売から営業を目指す志望動機は、利己的ではなく広い視点で考えるのがおすすめです。
一例としては、
「小売りではなくビジネスの仕組み作りを経験し、より多くの人に喜びを届けたい。」
「たくさんの消費者を満足させたいと思うが、小売りだと対面した人だけで限界。」
など、営業を志す意義に使命感を匂わせることはテクニックのひとつ。
鋭い面接官は、ここさらに深堀りして「なんで?」と聞いてくるので、面接ではもっと深い回答も用意しておくと安心です。
NG回答は以下のとおり。
- 営業の方が給料が高いから
- アパレル販売員だと将来は不安だから
- 若いうちしかできないから
もちろん、会社によっては全く問題なく採用されるところもあるでしょう。
しかし転職したいというきっかけとしてはパンチが弱いです。
営業を志すのであれば、面接する会社や市場に合わせた志望動機を言えるようにした方が、採用率はグッと上がることが期待できます。
自己PRも忘れずに記載する
未経験者と言えど、再現性あるアピールポイントがあれば採用率をさらに高めることが可能です。
実績や数字的根拠なのか、性格なのか、価値観なのか。
販売員時代に学んだことで活かせるポイントがあれば、アピールするようにしてください。
個人的には、
「コミュニケーション力に自信がある」
「人と距離を縮めるのが得意」
などだけは避けた方がいいと思っています。
正直なところ、アパレル経験者や販売員経験者はかなりの確率でアピールしてきます。
しかしこれだけでは具体性がありません。
更にいくらお店で仲良くなるのが得意でも、商談の場になると何を話したらいいかわからないという販売員経験者がほとんど。
B to CとB to Bの違いを大きく痛感することでしょう。
コミュニケーションを売りにするのであれば、なぜ自分はコミュ力が高いと言えるのか具体的に説明してください。
仲良くなるためのテクニックや営業現場でも使えそうなテクニックレベルまで落とし込むといいでしょう。
その方が具体的で、面接官には効果的です。
コミュニケーションとは自分にとって、どんな能力であるか?
コミュニケーションが上手くなる極意を3つで説明すると何があるか?
そこまで細かく言語できて、初めてアピールポイントとして話す価値がでてくると思ってください。
【注意】販売員は誰でも営業で成功できるわけではない
話好きで提案好きの販売員の人がほとんどだと思います。
同じ話す仕事だからと思い、営業もできるのはないかと期待して転職することでしょう。
しかし営業の世界は甘くないですし、何度も言いますが厳しい世界であることは間違いありません。
挫折して辞めていく人もたくさんいます。
本当に販売員から営業職へ転職するならば、今までやったことないほどの努力をすることは必須です。
私は転職はしていいことばかりでしたが、それはアパレル時代にしたことが無いぐらいの努力をしたからだと思っています。
中途半端な気持ちで転職するよりは、今の販売員として生活していくほうが合っているかもしれません。
ひとつだけ言えることは、転職で成功している人は必ず今まで以上の勉強や練習をたくさんしているということです。
【まとめ】将来を見据えて営業にチャレンジ!
以上、私がアパレル販売員から営業マンに転職した理由を赤裸々に語ってみました。
あらためて営業マンのメリットを説明すると、以下が挙げられます。
- 休日は週末なので充実している
- 給料アップができる
- スキルが身に付く
営業職関係なく、最初は上手くいかず苦戦すると思います。
ですが、コツコツ続けていくことで、明るい未来が見えてくるのです。
現に私もそうだったので、販売員から営業への異業種転職でも前向きに挑戦してみてください!
もし失敗したり営業は向いていないとわかっても、いくらでも仕事はあるのでチャレンジ精神だけ忘れないようにしましょう。
おすすめの転職エージェントサービス
どの転職エージェントを利用したらいいかわからない人は、ぜひ参考にしてみてください。
「どこを選んでも一緒じゃないの?」と思ってしまうかもしれませんが、半分正解で半分不正解。
ある程度有名な転職エージェント会社を選んでおけば、教育体制がしっかりしていたりいい求人が集まっています。
しかし、担当するエージェントの能力や相性で当たりハズレがあると感じると思います。
なのでエージェントが多く抱えている転職会社にまずは相談してみるのが「最高の転職」をする一番の近道です。
気になるサイトや会社があれば、まずは面談予約からでいいので相談を始めてみるのがおすすめです。
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