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今や一般用語となった「ブラック企業」ですが、それ以上に「ブラック企業予備軍」が多く存在しているのが実態。
昔から営業職はブラック要素が強い職種で、非営業はホワイトだけど営業は「どブラック!」なんて会社はたくさんあります。
特に営業未経験者であれば、ブラックではない営業の会社を探すことは難しいかもしれません。
面接やホームページでは、
「〇〇企業100選に選ばれました!」
「20代で稼げて活躍できる!」
「やさしい先輩が多く、若手も成長しています!
などなど、いいことばかり書いていると入社したくなってしまうでしょう。
さらに一番良くないのが上場企業だから大丈夫と思うこと。
私は上場企業だからと安心してたけど、入社したらブラック中のブラックでした・・。
そこでブラック企業にうっかり入社してしまわないために、事前にどんな調べ方をするべきか?誰にどんなことを聞いたらいいか?など見分ける方法を解説します。
しっかりと見分け方をマスターして、ホワイトで長く楽しく働ける企業を探しましょう!
厚労省のブラック企業一覧をチェック
ブラック企業といえば、①過度な労働時間、②サービス残業、②土日出勤、③非現実的なノルマ、④体調不良や怪我の未報告などが当たり前のごとく横行している企業を指します。
モラル的に反しているところもあれば、そもそも違法行為をしている企業も。
そのような企業は、各都道府県労働局にバレると厚生労働省に情報が渡ります。
その情報がいわゆる『ブラック企業リスト』。
一般公開されるので、誰もがその『ブラック企業リスト』を見ることが可能です。
気になる人は、入社するか迷っている会社が掲載されていないかチェックするようにしましょう。
企業口コミサイトで評判をチェック
一番ベタかもしれませんが、ボーカーズや転職会議などのサイトで、過去に働いたことがある人の意見を参考にするといいでしょう。
中には大げさに書いている人もいて、「本当に?」と思う口コミもあるので、全て鵜呑みにする必要はありません。
あくまでも参考程度に留めておきましょう。
求人の『甘い誘い文句』には要注意!
全ての会社がそうではありません。
しかしブラック企業に限っては、「ぶっち切れ!」「やりがいある!」「若くして急成長!」など、何も知らない人の情熱に火をつけるのがうまいキャッチコピーを使ってきます。
過酷な労働環境だからこそ、「やりがいがある仕事」と言ってサービス残業や過度なノルマが待っている可能性があります。
個人的には「やりがい」は、本人が何を目的に仕事に臨むかであって、どんな仕事でも「やりがい」は持てるといっても過言ではありません。
転職エージェント経由で求人を探す
転職エージェントは紹介してくる会社を全てわかっているわけではありません。
しかしその会社の人事部の人達と交流があったりするため、転職活動している人達よりもコアな情報を持っています。
たった1人で探して転職活動しながらブラック企業を避けるよりも、格段にブラック企業を避けることができるでしょう。
複数の転職エージェントを使いながら、相性が良さそうなエージェントとお付き合いしていくのが一般的になりつつあります。
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面接時に逆質問する
どうしても企業選びの時点で判断できなかった場合は、面接時に面接官に質問してブラック企業ではないか判断する必要もあります。
決しても「ブラック企業ですか?」なんて質問はできないので、オブラートに包みながらポジティブに受け取られるように質問してください。
例えば、
「一人のあたりの月の残業時間はどれぐらいですか?」
と質問すると、面接官によっては「この子、やる気あるのかな?」と思われるかもしれません。
上手な聞き方としては、
営業ロープレなど早く成長できるために残業時間を有効活用したいのですが、月間でどれぐらい残業してもよろしいでしょうか?」
といったポジティブに受け取れる質問をしましょう。
あなたなら、前者の質問をする人と後者の質問をする人であれば、どちらと働きたいと感じますか?
【極意!】ホワイト企業の探し方
これまではどのようにブラック企業を引き当てることを回避するか説明しました。
意外に一番重要なことは、ブラック企業に入らないようにするのではなくホワイト企業を引き当てることです。
決して運だけではありません。
しっかりと見分け方を理解しておけば、十分にホワイト企業に転職することができると思っています。
ぜひ参考にしてみてください!
待遇・給料事例ではなく働く人にフォーカスする
基本的に求人情報は良く見せるために表現に工夫されています。
とくに営業であれば、若い人や社歴が短い人が稼いでる事例をみると飛びつきたくなるでしょう。
しかしみるべきポイントは、待遇や給料事情でhなく、働いている人のインタビューです。
社員インタビューも上手いように書いているところも多いのは事実ですが、働いてどんなことを手にできているかチェックしてみてください。
ブラック系に多いなと感じるのが、個人の成果や苦しみをどう乗り越えたなど、個人技にフォーカスしている気がします。
反対にホワイト系の企業は、その人がその会社で働いて客観的に会社をどう思っているかを紹介していたりします。
そこに具体性やその会社ならではの特徴が紹介されていたら、なお更おすすめできる会社かもしれません。
「ベンチャーで・・」「スピード感が・・」「やりがいがある・・」は抽象的なので注意!
勤務時間の記載内容はチェック
調べているサイトにもよりますが、勤務時間欄に記載している内容はよく見るようにしてください。
単に「9:00~19:00(休憩時間120分)」だけは判断できません。
所定労働時間や残時間に関する細かな記載をして、しっかりと潔白であることをアピールしている会社はおすすめです。
例えば年収が高い企業として有名な株式会社キーエンスは「21:30以降の残業禁止」など、明らかにホワイト企業的な情報が掲載されていたりします。
まとめると..
ブラック企業を見抜く方法はあります!
営業職で探しているのであれば、尚更ブラック企業ではないか判断する必要があります。
利用できることはしっかりと利用して、失敗しない転職になるようにがんばってください。
おすすめの転職エージェントサービス
どの転職エージェントを利用したらいいかわからない人は、ぜひ参考にしてみてください。
「どこを選んでも一緒じゃないの?」と思ってしまうかもしれませんが、半分正解で半分不正解。
ある程度有名な転職エージェント会社を選んでおけば、教育体制がしっかりしていたりいい求人が集まっています。
しかし、担当するエージェントの能力や相性で当たりハズレがあると感じると思います。
なのでエージェントが多く抱えている転職会社にまずは相談してみるのが「最高の転職」をする一番の近道です。
気になるサイトや会社があれば、まずは面談予約からでいいので相談を始めてみるのがおすすめです。
どうしても良い求人に応募は偏ってしまうので、早く行動するのもポイント!
現在は新型コロナウイルスの感染拡大を予防するためにオンライン相談も受け付けています。
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